『最低な僕と最悪な君の詩』
膨らませていくといつか割れる風船に日々と君 注ぎ込んで
結末は予想通り 破片は胸に刺さる
回収されない伏線
馬鹿みたいに僕が写真を撮ったのはこれで最後だと分かっていたから
君が写真を撮らなかったのはこれで最後だと分かっていたから
君に捧げた言葉の一片も
僕が貰った夢のようなあの愛も
今の二人は何も覚えてないよ
あぁ「神様」とかって奴は死体を蹴って遊ぶみたいです
ふざけ合って笑いながらお揃いで着けてみた
マニキュアの剥がし方を今も僕は知らないままで生きてる
嘘と惰性と逃避を混ぜ合わせ
まるでそれは奇跡みたいに見えました
笑いあって繋いだって全て手遅れで
今さら泣き叫んでも
桜の灰をバラ撒いても
何も咲かぬ春が来ます